ジャングラーの分類とその周辺話題

つい先日、ジャングラーの分類について話し合い、というか口論があったので、その中から自分が良いと思った考えだけを入れ込んだメモ。

 

ジャングル適正から見る分類

大きな括りとして「肉食ジャングラー」と「草食ジャングラー」というものがあります。

これは、周回性能や遭遇戦における強弱によって決まります。これをジャングル適正と呼んでいます。

HPをまったく減らさずに周回でき、優秀なスキルセットから戦闘能力の高いグレイブスは「肉食ジャングラー」で、

フルクリアすると高いHPを維持できず、相手ジャングルと遭遇した際にも一方的にいじめられるシヴァーナは「草食ジャングラー」ということになります。

 

肉食ジャングラーは、序盤のジャングリングにおいて主導権を取りやすく、

草食ジャングラーは、終盤に向けて真価を発揮するチャンピオンが多いです。

 

プレイスタイルから見る分類

先程はチャンピオンの強弱のみの話でしたが、肉食にせよ草食にせよ、ジャングルをプレイするということには変わりないのです。

ジャングルがやることを簡単に言ってしまえば、ファームとガンクの繰り返しです。

その中で、ファームプレイが得意なジャングラー、ガンクプレイが得意なジャングラーということで「ファームジャングラー」「ガンクジャングラー」と名付けているわけですね。

 

先程のグレイブスとシヴァーナは、どちらもファームプレイが得意な「ファームジャングラー」。

逆に、エリスやグラガスなどは「ガンクジャングラー」だと言えます。

 

これらの組み合わせ

前述二項より、ジャングラーのタイプは「肉食ファーム」、「肉食ガンク」、「草食ガンク」、「草食ファーム」の4種類があると考えています。

 

雑記:選択肢の広さとプライオリティ(主導権、優先権)の話

選択肢の広さは、ジャングルのプライオリティを決める判断材料の一つになります。

ジャングルのプライオリティとは、能動的な経路選択決定権を持つか、という意味だと思っています。

プライオリティのある側は、豊富な選択肢からのアクションを相手に押し付けることで、有利を得ます。

プライオリティのない側は、相手の選択の妨害や、相手の干渉できない場所での行動を主に行うことで、チームに有利をもたらします。

 

結論としては

肉食ファーム > 肉食ガンク > 草食ガンク > 草食ファーム

の順番で選択肢が広いです。

 

マッチアップから見るジャングラーの動き①

今の競技シーンでよく見るマッチアップ、

グレイブス VS トランドル。

 

私がこの2者を前述のタイプに当てはめるなら、

グレイブスは肉食ファーム

トランドルは草食ガンク

になると考えています。

 

トランドルは、ベタ足の殴り合いにおいての戦闘性能は最強格ですが、グレイブスに近付く手段を持たず、ファーム性能においても遅れを取ることからグレイブスに不利だと言えます。

つまり

・グレイブスは、得意のファームプレイをトランドルに押し付け(つまりカウンタージャングル)、ジャングル間の有利をレーンに還元する。

・トランドルは、グレイブスの動向を常に気にしながら、基本的には逃げの姿勢。

その中でできる一番良い選択肢を取り、チームを支える。

こんな展開が予想できます。

 

マッチアップから見るジャングラーの動き②

次は、グレイブス VS ニダリー。

これは肉食ファーム VS 肉食ファームの構図ですが、ファーム速度と戦闘性能、どちらもニダリーの方が優れているため、序盤はニダリー有利のマッチアップになります。

ここで、ジャングルのプライオリティはニダリーにあることがわかりますが、それに対してグレイブスの動きがどうなるかに注視します。

グレイブスは普段、肉食ジャングラーとして相手に選択肢を押し付け続けますが、このマッチアップにおいては「食われる側」です。

そのため、思考としては先ほどのトランドルと同じ「草食ジャングラー」と同じになります。

 

肉食ジャングラーなのに草食ジャングラーの動きをしなければならない・・・?

これから見るに、肉食・草食というのは相対的なものであることがわかります。

ただ、絶対値としてグレイブスが肉食ジャングラーであることは間違いないです。

相対性で分類が変化するということはないです。

 

マッチアップから見るジャングラーの動き③

次はちょっと特殊、オラフ VS トランドル。

タイプは肉食ファーム VS 草食ガンク。

①のグレイブス VS トランドルと同じ構図ですが、今回のトランドルは「食われる側」ではありません。「食う側」です。

トランドルは、対ベタ足相手の有利を生かして、オラフの得意な「高速ファームからのオブジェクト管理」のほとんどを妨害することができます。

この「妨害する」ことが草食ジャングラーの特性であると考えているため、「食う側」であっても「肉食」ではないと個人的には考えています。

この場合、プライオリティは本来オラフにあるはずですが、そのほとんどをトランドルが止められてしまう点に関しては、トランドル側にあると言ってもよさそうです。

 

副題:コントロールジャングラーとは

副題というか本題。

事の発端は、このコントロールジャングラーという曖昧な定義を持つ存在のせいで、今はガンクメタなのか、ファームメタなのか、という話が知り合い間であったことです。

 

競技シーンにおけるジャングラーのバランスとして、

ファーム VS コントロール VS ガンク

というものがあります。

これでは先程の4種類のタイプ分けが間違っているように見えますが、実はそうでもないです。

私の考えるコントロールジャングラーとは、上で言う草食ガンクのジャングラー達のことです。

草食ファームのジャングラーは序盤において全くの影響力を持たず、競技シーンでジャングラーが持つ一番の価値が「序盤の影響力」であることを考えれば、この三つ巴になるのは必然です。

ちなみに、今はコントロールジャングラーが流行っていますが、別にガンクメタというわけではありません。ガンクメタではエリスやレクサイが流行ります。

コントロールジャングラーが流行るメタというのは、ゲーム全体でのジャングラーのパワーがレーンに比べて低い時です。

ドレイクの価値が高い今、その中でもソロで狩るのが得意なトランドルが選ばれている、ということですね。

グレイブスも同様の理由で選ばれているのですが、このグレイブスがメタに出てきているということは、どちらかと言えばガンクよりファームが重要視されているメタということではないでしょうか。

 

冒頭に書いたように草食ジャングラーは終盤で真価を発揮するので、肉食ジャングラー相手に完全に有利を取り切られなければ、安全にファームできるだけでチームとしてはプラスになります。

そのため、能動的なガンクプレイを行うわけではないけど、どちらかと言えばガンクが得意な(序盤でもレーンに影響を出せる)草食ジャングラーのことを便宜上「コントロールジャングラー」と呼んでいるのではないかというのが私の考えです。

 

なんかまとめ書こうと思ったけど思いつかなかったから終わり。